キャッチコピーでブランディングを成功させる文章の書き方――言語戦略の技法
コピーライティング
  1. コピーライティングの本質をつかもう
  2. 小手先のテクニックで喜ぶな
  3. なぜ人は行動するのか
  4. 人を動かす要素――好奇心
  5. 人を動かす要素――信用
  6. 人を動かす要素――信頼
  7. 人を動かす要素――安心

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  2. 売れるキャッチコピー、7つのチェックポイント
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小手先のテクニックで喜ぶな

●兵士ではなく将軍になれ


私の専門は心理言語学です。

「心理ナニですって? 聞いたことのない学問ですね」という反応が返ってくることが多いので、あなたももしかしたら同じように感じているかもしれません。

まあ、わかりやすくおおざっぱに心理学者だと思ってくださって結構です。

そして、おそらくあなたと同じように(クライアントのほとんどが中小企業の社長ですから)、会社を経営する立場でもあります。

学問の成果を実戦で検証し、検証によって得られた成果を再び理論の強化に活かす。その結果、「実用的な理論」が構築できているだけでなく、日々進化を続けています。

つまり、象牙の塔で身の安全を確保しながら浮世離れした話を好き勝手に垂れ流しているだけの学者ではなく、あなたと同じように日々ビジネスの世界で実戦を重ねている戦士でもあるのです。

ただし、あえて言わせていただけるなら、兵士ではなく将軍であると言いたい。もちろん、「あなたと同じように」という意味で。

前線で銃を撃つ一兵士ではない、ということを、経営者であれば自覚したいと考えています。

歴戦の勇士ではあるが、自分では何も考えずに号令で飛び出していく兵士とは違う。

そうですよね。

だとすれば、その立場にふさわしい「意識レベルの高さ」が求められます。

「視点の高さ」ともいえる。

どんなレベルに自分を置いて、物を見たり考えたりしているか。

課長より部長、部長より社長のほうが、高い視点が求められます。

平社員は「このプロジェクトが成功したら、いくらボーナスが出るんだろう」という自己の欲求だけでモチベーションを維持してもかまわない。

しかし、集団のリーダーともなれば、「いくらくれるの?」という意識レベルでは薄ら寒い。

飲食店でも、アルバイトの学生なら「1時間で800円か。900円はほしいよな。おっと、あと20分で上がれる」みたいな意識レベルでもかまわないし、より高い視点を望むのは難しい。

しかし、経営者は「売上を伸ばして経営を安定させ、従業員たちの生活の場として安心できる職場にしたい」「飲食店のオーナーとして地域に貢献する方法はあるか」といった、高い視点で物を見たり考えたりしているはず。

繰り返しますが、あなたは一兵士ではありません。将軍です。

将軍にふさわしい意識レベルを獲得しましょう。

いったい何の話をしているのか?

もちろん、コピーライティングです。


●コピー職人になるな


あなたは言語戦略を学ぼうとしています。

「戦略」は、兵士の術ではありません。「将軍の術」です(ランチェスター戦略に詳しい竹田陽一氏による。ちなみに戦術が「兵士の術」)。

兵士でいいなら、戦術に長けていれば十分です。

つまり、銃の狙いが正確なら、それで使ってもらえるし、役にも立てる。

しかし、将軍は戦略が巧みでないと務まりません。

もっといえば、銃の扱いは兵士より下手でもかまわないのです。

パン屋のオーナーは、厨房で働くパン職人よりパン作りが下手でいい。

「上手ではいけない」という意味ではありませんが、下手でもいい。

おいしいパンをどんなふうに、どんなタイミングで、どんなお客様に提供したらいいのか、どんな環境ならパン職人が最高のパンを作ることができるのか、といったことを考えるのが、将軍(つまり経営者や店長)の仕事です。

繰り返します。あなたは、言語戦略を学ぼうとしています。だから将軍です。

パン職人として腕を上げようと切磋琢磨する立場ではありません。

コピーライティングでもまったく同じ。

あなたは将軍なのですから、コピー職人になってはいけません。

どんなコピーが必要なのか、なぜそのコピーが有効なのかを知り、考えるのがあなたの役目です。

これが「小手先のテクニックばかり求めてもダメ」という本当の理由です。

小手先のテクニックは、戦術です。

戦術は、コピーライティングが得意なコピー職人に、つまり兵士にやらせればいいのです。

あなたはそういう立場なのでしょう?

だったら、小手先のテクニックを仕入れて喜ぶコピー職人になってはいけませんよ。

文章の、コピーライティングの本質をつかんでください。

私もそのつもりでお話ししています。


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所長の齋藤です。キャッチコピーや文章に関するご相談なら、何でもどうぞ。



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