キャッチコピーでブランディングを成功させる文章の書き方――言語戦略の技法
コピーライティング
  1. コピーライティングの本質をつかもう
  2. 小手先のテクニックで喜ぶな
  3. なぜ人は行動するのか
  4. 人を動かす要素――好奇心
  5. 人を動かす要素――信用
  6. 人を動かす要素――信頼
  7. 人を動かす要素――安心

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人を動かす要素――好奇心

●人を動かすには不可欠な要素がある


たとえば、人は「好奇心」で動きます。

好奇心を刺激されると、私たちは居ても立ってもいられなくなる。

コンビニの入り口付近に、巧みに折られたスポーツ新聞があります。読み手の好奇心を刺激しやすい見出しをドーンと見せつけて、手に取らせようと(これが行動)しているのです。

雑誌の表紙も同じ。

インターネットニュースの見出しも同じこと。

言葉で好奇心を刺激してやれば、人は動きます。

ただ、言語戦略を実践するあなたには、「好奇心」を正しく理解していただきたい。

好奇心を刺激するのと、情報の一部を伏せてだまし討ちにするのとは、似て非なる行為です。

これも恋愛と同じで、露骨にさらけ出してしまったら、せっかくの魅力も魅力的に見えない。

上手に隠すからこそ、好奇心を刺激するのは確かです。

ただし、隠された部分には、最高に魅力的なものが存在しなければいけない。

隠された部分にたどり着きたいと必死に行動した人が、「え……この程度?」とガッカリするようなものを提供されたら、その人は二度と動きません。

だから「だまし討ち」はダメなのです。

最近、ここを勘違いしているコピーを時々目にします。

伏せ字の嵐で、読み手をだまし討ちにするコピーです。

たとえば、こんな感じ。

「健康の秘訣――それは○○を毎日10グラムだけ採り続けることだったのです」

「利用者の声」にも、似たような記述が――

「一日10グラムだけでいいなんて夢みたい。ホントに調子が良くなって幸せです。○○で人生が変わりました」

ふたを開けてみると、伏せ字の○○にはごく当たり前の「納豆」や「キノコ」や「大麦若葉」みたいな言葉か、あるいは「初めて聞く食べ物だけれど、食べてもたいして聞かない」ようなものが入っている。

これでは、読み手はどんどんスレて、動かなくなってしまいます。

好奇心を刺激するのは大事。きわめて大事ですが、信用を失ってしまったら台無しです。

次は信用のお話をしましょう。


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所長の齋藤です。キャッチコピーや文章に関するご相談なら、何でもどうぞ。



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