言語戦略でブランディングを成功させるコピーライティングの技法
言語戦略
  1. このコトバで売上が7倍になった
  2. 反応率アップの実験
  3. 絵だけじゃ泣けない
  4. 「コトバで売る」意識があるか
  5. コトバは「無意識」に語りかける
  6. 言語戦略はプロの仕事
  7. コトバのプロは自己満足に浸らない

「コトバで売る」意識があるか

●「プリンパフェ始めました」


なぜ多くの人は、「コトバで売る」ことに失敗しているのか。

それは、「コトバで売る」という意識がないからです。

「そんなことない。ちゃんと売りたいと思っている」

そう言いたいかもしれませんね。

でも、私から見ると、「売ろうとしていない」んです。

コトバを使ってコピーライティングをするとき、気にしなければいけない要素はたくさんあります。

「シンプルに」とばかりに単に語数を減らせばいいわけではないし、常に「やさしい言葉」がベストとも限らない。

目的に応じて、コピーライティングのやり方を変えなきゃダメです。

たとえば、喫茶店の壁にこんな貼り紙が。





昨日、紅茶を飲みに行って、目撃したんですけれどね。

どうですか?

「で?」という感じでしょう。

あるいは、「へー」という、それだけ。

これでは、単に存在を知らせているだけなんです。

「売ろうとしていない」という意味、わかりますか?




●売り込んだら最悪


すると、喫茶店のマスター、「よーし、わかった。売ればいいんだな」とウエイトレスを招集し、こう言いつけます。

「お客さまからオーダーを取るときに、必ず『今日からプリンパフェを始めました。いかがですか?』と勧めなさい」と。

これじゃ押し売りですよ。売り込んじゃダメなんです。

ファミリーレストランでもありますね。注文が終わるとき、「ドリンクはいかがですか?」と尋ねる。

気の弱いお客さんは「あ、じゃあドリンクも」なんて答えて数百円を余分に払うことになる。

非常に心証が良くない。

たかが数百円ですが、それ以上のマイナスをお客さんに残してしまいます。

「売る」のは当然ですが、
「売り込む」のはダメなんです。

コトバの選択をほんの少し間違えただけで、売り込みになってしまいます。

覚えておいてください。

お客さんは、買い物は好きです。

でも、売り込まれるのは何よりも嫌いです。

最高に気に入ったお店があって、「ここで毎月何十万円使ってもいいな」なんて思っていたとして、ところが店員さんのコトバから「売り込み臭」を嗅ぎ取った途端、二度と来たくないと思う。

それまでどれだけ贔屓にしていたとしても、その店の商品にどれだけ惚れ込んでいたとしても、売り込まれたら、「おいおい」となるでしょう?

「売り込まなくたって、詳しく説明してくれるだけで、こっちはいくらでも買うんだから。売ってほしいんだから」と言いたいですよね。

そのくらい、売り込みは「絶対NG」です。

すべてを台無しにしてしまいます。

いいですよね。「コトバで売る」という意識を持ったからといって、売り込まないようにしましょうね。

売り込まなきゃ売れないとしたら、言語戦略は失敗です。

言語戦略によるブランド化ができていない、ということです。

はっきり言うと、「コトバが下手」なんです。

ちょっとはっきり言いすぎましたか……。

でも、ご心配なく。コトバはもともと厄介な相手なんです。コトバのプロである私だって、日々格闘しているんですから。

それでも、しっかりつきあっていけば、いつしかコトバとすばらしい関係を築くことができます。

その方法を教えるのが、私の仕事です。

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所長の齋藤です。コトバに関するご相談なら、何でもどうぞ。


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