言語戦略でブランディングを成功させるコピーライティングの技法
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  1. 文と文章
  2. 説明の有無
  3. わかりやすさ
  4. フォントの違い
  5. 常識を覆す表現
  6. キャプションの有無

わかりやすさ


実験2――わかりやすいコトバが正解か


「できるだけわかりやすいコトバを使う」のが、売れるコピーライティングの鉄則です。

いくらカッコイイ表現でも、見る人に伝わらなかったら意味がない。

ときどき「社長の決めゼリフを入れたいんですけど」というご相談を受けることがあります。

聞いてみると、そのまま社のモットーとして使えそうなくらい、「それ、いいですねぇ」というコピーもあれば、「ちょっとそのオヤジギャグはやめておきましょうよ」というものもあります。

オヤジギャグと、ユーモアのセンスとは、かなり大きな隔たりがありますから、下手におもしろくしようとするよりは、「もっとわかりやすく」「さらにわかりやすく」という方針で進めたほうが、売れるコトバが得られます。

言語戦略の目的は、「売る」ことです。

この一点に集中してください。

中小企業や個人事業にとっての重要な戦略が「一点集中」です。

ホームページは、新聞広告は、ブログは、社長がウケを狙う場所ではありませんよ。

商品やサービスを「売る」場所です。

逆に言えば、最高に売れるコトバがあったとして、社長が「おいおい、そんなこと書いたら、おれが笑いものだよ」というような場合は、社長、覚悟を決めて笑われてください。

その分、売上で取り戻しましょうよ。




さて、このページでは、わかりやすさの実験をご紹介しましょう。

今度はICレコーダーのPOPです。

A:新製品が出たときに書いたコピー
B:修正後のコピー




画像が見にくいかもしれないので、コピー部分を別記します。

A:DPC対応でこの価格。ボイスアップ機能付き。USB接続対応
B:会議に大活躍。ささやき声まで大きく再生。録音データをパソコンに保存できる

Q.どちらが売れると思いますか?


●結果

1ヶ月間計測したところ、

A: 89個
B:365個

Bのほうが、約 4.1 倍売れました。


コピーライティングの法則――伝わるコトバが、売れる




Aのほうが、新製品の特徴を正確に表しているかもしれませんが、電子機器に詳しくない人には「DPC」だとか「ボイスアップ機能」などと言っても伝わりません。

「USB」だって、「なんだっけ、それ」という人もいるでしょう。

だとしたら、たとえば「ボイスアップ」とそのまま書くのではなく、「ボイスアップ機能って何ですか?」という質問に対する答えを、できればさらに「その答えを聞いたときのお客さんの反応」を書くと、反応率がグンと高まります。

お客:「ボイスアップ機能って何ですか?」
店員:「録音状態が良くないときでも、音量を自動調節して、小さな音を大きめに再生する機能のことです」
お客:「へー、じゃあささやき声でも聞こえちゃうわけですね」


こんなときは、

「小さな音でも大きく再生」

としても良いのですが、むしろ、

「ささやき声でも聞こえちゃう」

とそのまま書けばいいんです。

「これじゃ盗聴か何かと間違えられちゃうよ」と心配なら、

「ささやき声までハッキリ再生」

と手直ししてもいいし、

劇的な効果を狙うなら、さらに、

「まるで盗聴!? ささやき声まで聞こえちゃう」

とそのまま乗っていけば、反応率はもっと高くなります。


このコピーはまだ実験していません。このまま使って結構ですから、どなたか実験してみませんか?

結果をぜひ教えてくださいね。

※すでに述べたように、さまざまな条件によって、得られる結果は異なります。説明文を追加しただけで必ず4.1倍の売上が保証されるわけではありませんから(当然ですが)、ご注意ください。

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所長の齋藤です。コトバに関するご相談なら、何でもどうぞ。


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